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鼻炎 漢方のその他の情報

Question:

鼻炎でしょうか?風邪でもないのに、朝起きたときなどにかなり鼻が詰まっています。誰でもですか?

Answer:

鼻づまりを起こす原因として、@鼻粘膜の腫脹とA鼻腔内の形の異常がおもなものです。

鼻粘膜の腫脹は、かぜやアレルギー性鼻炎(花粉症も含まれます)の際に起こるもので、細い血管の拡張や血管透過性亢進(この結果、血液の水成分が血管外に漏れ出てきます)によって生じる浮腫により起こります。鼻腔には鼻甲介と呼ばれる突起物があるため表面積は大きいものの断面積は小さくなっています。このため浮腫があると容易に鼻づまりを起こします。

急性副鼻腔炎(急性のちくのう症)では鼻づまり、うみのような鼻水、頬や上あごの痛み、眼や眉間の奥の痛み、頭痛を起こしてとても不愉快になります。慢性副鼻腔炎(ちくのう症)では、痛みはそれほど強くはありませんが、頑固な鼻づまりが起こります。そのため、子どもでは集中力がなくなり、口で息をするためポカンと口を開けてぼんやりとした表情になります。副鼻腔の感染が起こると鼻腔の中で鼻たけといわれるポリープが急速に成長することがあります。

アレルギー性鼻炎や花粉症があると鼻粘膜の浮腫により鼻づまりが起こりやすくなりますが、鼻を通すために点鼻薬を常用していると、鼻粘膜の肥厚を起こして慢性的な鼻づまりを生じることがあり注意が必要です。また、アレルギー性鼻炎が続くと、鼻水が副鼻腔にたまりやすくなり、二次的に細菌感染を起こして急性副鼻腔炎を起こすことがあります。

朝冷気を吸い込むと、急にくしゃみ・鼻水・鼻づまりを起こすことがあります。これはアレルギー性鼻炎とは異なり、血管運動性鼻炎といわれるものです。何かのアレルギーのかわりに冷気、タバコの煙、香料などに鼻粘膜が過敏に反応して症状が起こるもので、その人の体質によると考えられます。

これに対して鼻腔内の形の異常は、鼻の構造的な問題で起こる鼻づまりです。鼻腔は薄い軟骨と骨でできた鼻中隔で左右に分けられていますが、この鼻中隔が変形して鼻づまりを起こしているのが鼻中隔わん曲症です。鼻中隔わん曲症は以前に受けた外傷によることが多く、古いものであったり子どものころであったりして、覚えていないことが多いようです。中学生やそれ以上の年齢で、いつも片方の鼻だけがつまっているようなら鼻中隔わん曲症が疑われます。日本人のほとんどは少し骨が曲がっているといわれていますが、アレルギー性鼻炎やその他の鼻疾患があるとよけいに鼻づまりがひどくなりがちです。

高血圧症の治療で降圧薬を服用していると、鼻がつまることがあります。血圧を下げるため血管拡張作用のある薬では、鼻粘膜の血管も拡張し鼻づまりを起こすことがあります。

高齢者が鼻づまりを訴える時には、常に鼻・副鼻腔・上咽頭の悪性腫瘍を考える必要があります。
http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_hanadumari.htmlより引用しています。

参考になりましたら、幸いです。
また、症状が続いている様でしたら、一度、耳鼻咽喉科を受診されてみて下さい。


 

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